眉毛の理想のバランスとは?目と眉毛の間の距離との関係性も解説

「眉毛のバランス」をテーマに、眉メイクをする上での理想とされる美のバランスとはどういうものか、目と眉毛の間の距離との関係性についても解説します。

美しい眉毛には、鼻を中心にしたときの左右対称の美だけでなく、表情を豊かに見せる機能美があります。

アイブロウ専門サロン「BIEWS EYEBROW STUDIO」(ビューズ アイブロウ スタジオ)に通っていただく前に、美しい眉のバランスについて知りたい方は必見です。

美しい眉毛には左右対称の美と機能美がある

美しい眉毛とは、鼻を中心にしたときの左右対称の「シンメトリーの美」と、表情を豊かに見せる「機能美」の両方が備わったものを指します。

眉毛の美の基本は左右対称の美(シンメトリー)

美人の眉の定義は、時代や文化によっても変わります。

古くは平安時代、絵巻に描かれるように眉毛の長さを短くした「まろ眉」が美人眉だったときもあれば、1990年代に細いアーチ眉が美人眉だったときもあります。

2020年代は太めのストレート眉が人気ですが、これも時が過ぎるにつれて変わるでしょう。

普遍的で変わらない眉毛の美の基本は、左右対称の美です。

眉のデザインの美意識は、トレンドに敏感な人にしか伝わらない可能性がありますが、鼻を中心にしたシンメトリーの美は、老若男女に伝わります。

眉毛は動きで喜怒哀楽が伝えられる機能美も大切

眉毛は表情を豊かに見せる機能美が必要です。眉の動きで喜怒哀楽が伝えられない眉デザインは、あなたの魅力を引き出せません。

機能美のある眉デザインとは、次の通りです。

・鼻根筋(びこんきん)と皺眉筋(しゅうびきん)の境に眉頭を置いている

・眉丘筋(びきゅうきん)に眉山を置いている

・眼輪筋(がんりんきん)に沿うデザインで、表情を動かした時に自然に見える

機能美のある眉であれば、例えマスクで口元が隠れていても、前頭筋(ぜんとうきん)で眉毛を上に動かせば目を見開いて驚いている様子が伝わり、皺眉筋(しゅうびきん)で眉を寄せると困惑した様子を伝えられます。

 

眉のトレンドのデザインの中には、撮影など表情を動かさないことを前提に作られた眉デザインがあります。眉周辺の筋肉を考えず、見た目だけ真似て眉を整えると、表情が不自然になるので、注意しましょう。

眉毛サロンを選ぶときは、機能美も考慮しているサロンを選びましょう。

 

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眉毛の理想のバランスは眉頭と眉山と眉尻の位置で決まる

眉毛の理想のバランスについて解説します。

美しいバランスの眉とは、左右対称、上下の高さが同じ、喜怒哀楽の表情が自然に見える位置、太すぎず細すぎず、眉の長さが長すぎず、毛の長さも短すぎず、色合いも濃すぎず薄すぎずの条件を揃えています。

眉の周辺の筋肉のつき方を前提に、理想の眉デザイン論をまとめると「眉頭と眉山と眉尻の位置」が重要だとわかります。

眉頭は小鼻のほぼ延長線上にする必要があります。

眉山は黒目の外側の延長線上にすると、ちょうど眉丘筋の位置がきます。

眉尻までの長さは小鼻と目尻の延長線上よりやや短めにします。眉毛を長くし過ぎると、眼輪筋に沿わず、表情や横顔が不自然になる可能性があります。

眉の太さは黒目の直径を超えないよう、目の半分から黒目の3分までの太さにするのが一般的です。

眉の濃さは、眉の場所によってメイクで濃淡をコントロールすると自然に見えます。眉頭は薄めに、眉山と眉尻は少しだけ濃いめに眉メイクしましょう。

眉毛のデザインには出したい雰囲気にあわせて決めましょう。

眉毛のデザインは主に3種類あります。直線と角を組み合わせた「ポイント眉」、曲線の印象が強い「アーチ眉」、直線の印象が強い「ストレート眉」です。

 

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目と眉毛の間の距離が近い方が美しい?

お客様から「目と眉毛の間の距離が近い方が美しいので、目と眉毛の間を狭くしてください」というリクエストをいただくことがあります。

目と眉毛の間をメイクで狭く見せることはできますが、無理に寄せようと眉毛の上を剃ってしまうと、眉丘筋が目立ち、眼輪筋の内側に眉毛が入り込んで表情が不自然になり、せっかくの眉毛の機能美が失われる旨をお伝えしています。

目と眉毛の間の距離が近いと目力があるように見え、美しく見える人がいるのは確かですが、全ての人に当てはまる美人の条件というわけではありません。

顔の印象を左右する眉が美しいことは大切ですが、眉だけ美しければよいものではないからです。

顔の印象は、顔の輪郭や前髪やこめかみにかかる髪などの髪型、目鼻立ち、陰影を含めた顔全体を見て、何もない肌面積(余白)のバランスで決まります。

他のパーツや余白のバランスを考えずに目と眉の間だけ狭くしても、美しい印象は与えられないでしょう。

まとめ

眉メイクをする上での理想とされる美のバランス、目と眉毛の間の距離との関係性についてご紹介しました。

美しい眉毛には、デザイン上のシンメトリーの美だけでなく、表情を豊かに見せる機能美があります。

眉周りの筋肉などを考慮してバランスよくメイクした眉こそ、美しい眉デザインと言えます。

また、目と眉毛の間の距離が近いと目力があるように見え、美しく見える人はいます。

ですが、顔の美しい印象は眉だけでなく顔のパーツと余白の全体のバランスで決まるもので、眉の機能美を損なわせてまで優先するものではありません。

アイブロウ専門サロン「BIEWS EYEBROW STUDIO」(ビューズ アイブロウ スタジオ)では、シンメトリーの美と機能美を両立させた眉メイクをご提案しています。

定期的に通って素眉を整え、メイクしやすい美バランスの眉を一緒に目指しませんか。